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アートと政治の交差点〜The Intersection between Art and Politics

政治、経済、世の中のもろもろな事をアートとともに読み解きます。

大手メディアと世論形成〜天皇生前退位報道に思う

一昨日、突然 今上明仁天皇の生前退位意向のニュースが飛び込んできた。そして木曜朝には、大手新聞が一斉にそのニュースを伝え、テレビも天皇について長い時間を費やした。

事実を整理すると

1、ニュースは、政府筋(宮内庁)から、NHKの皇室担当記者にリークされ、その後 各社が追随

2、宮内庁次官が、報道内容を否定(朝日新聞デジタルが伝える)

3、菅官房長官が、記者会見で、政府は承知していないと発言

4、宮内庁が、正式に否定

というふうに今の所なっている。

インターネットでは二つの説

一つは、改憲を危惧した天皇の側近筋が、このニュースをリークし、皇室典範改正論議を促すことで改憲スケジュールに狂話せようとした天皇の逆襲。(安倍政権での改憲には安倍晋三の任期2年半で成立させる必要有り、皇室典範改正には2年くらいかかる)

もう一つは、天皇の新たな意思表明から、天皇の今の憲法上のポジションを再定義する必要性の雰囲気作りをし、改憲ムードを加速する。いわゆる、お試し改憲の取り組みの一つ。

未だ真実はわかりません。私も懐疑的です。

何れにしても、少し気持ちが悪く、恐ろしさを感じたのは、正確でない政府筋のリークを新聞、テレビが一斉に報道することによって簡単に世論が形成されてしまうこと。テレビに至っては、朝の各番組とも相当の時間を割いて、これまでの天皇の人生などを振り返っていました。そして、会社でも、家でも、「天皇も高齢だから、退位させてあげたいよ」という話を朝から一日中聞きました。それが事実かどうか疑う人は少なくとも私の周りには皆無でした。

真相は、ともかく、これが北朝鮮のミサイルが被弾したとか、中国が領土侵攻したとかいう本気の意図的な報道がなされた時、日本人は疑いを持たないのであろうかということ。そこまでいかなくても、南スーダンの話なんかは、報道でしか知ることができないわけで。。。

今回のニュースは一部の関係者からリークされたもので、真偽はわからない。我々は、常にその報道が事実なのか。どの筋からの情報なのか、何を意図して流されてるものなのか、常に冷静な目で分析する必要があります。

 

今日のアーチストは、椎名林檎 「流行」です。

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